あぶない丘の家／萩尾望都

あぶない丘の家／萩尾望都(小学館文庫 2001年)買って読む。

雑誌に掲載されたのを読んだ憶えがあったのですが、文庫買ってよかった～
主人公と数人のキャラは共通ですが、独立したお話4つ
「あぶないアズにいちゃん」1992年増刊ASUKA「ファンタジーDX」夏の号・秋の号
「あぶないシンデレラ」　　　1992年増刊ASUKA「ファンタジーDX」冬の号
「あぶない壇ノ浦」　　　　　 1993年増刊ASUKA「ファンタジーDX」春の号・初夏の号・夏の号
「あぶない未来少年」　　　 1994年増刊ASUKA「ファンタジーDX」6月号～10月号
この最初の1つしか読んでませんでした。
もちろんどのお話も好きですが、特に「未来少年」良かった～

全体的な雰囲気は[表]萩尾だと思います。
(あ、[表][裏]という言い方は、BSマンガ夜話で「あずみ」の時だったかな
明るい作品を[表]小山
暗い作品を[裏]小山って分けてみてたので以来気に入って使ってます)

「未来少年」はタイムトリップとか人間そっくりのロボットとかSFしてます。
萩尾先生「T2」に触発されたのかな？
T2と違うのは人類滅亡の危機が「核」ではなくて「小惑星衝突」によって起こるとこ。
こちらはシューメイカーレビー彗星ですね。
確かにあれが木星に衝突した映像はショックでした！！
あぁ、どうか我が地球には何にもぶつかりませんように。

素敵な画とストーリーに酔って～ついでに1990年代を懐かしんでしまった～
少女マンガにも良い時代だったんだよね～
ファンタジーDXって今もあるのかな？ASUKAはあるけど角川だよね。

小学館さん文庫だしてくれて感謝です。